なぜnicoでは「かゆいところはございませんか?」と聞かないのか
五反田の隠れ家サロン nicoでは、シャンプー中に「かゆいところはございませんか?」とは聞きません。
それは、ただのこだわりではなく、お客様が本当にリラックスできる時間を守るため。
このページでは、その理由と、私たちの接客に込めた想いをお伝えします。
1. シャンプーは癒しのスイッチ
nicoでは、シャンプーの時間を「日常から切り離された癒しの時間」と捉えています。
リクライニングチェア、落ち着いた照明、アロマの香り、静かな音楽… これらすべてが、自然と眠りに落ちるような心地よさを演出します。
その流れの中で「かゆいところはございませんか?」と聞くと、お客様の意識を一度“現実”に引き戻してしまう。それが、私たちがその言葉を使わない理由です。
2. 声をかけない=不親切ではない
私たちが目指すのは「声をかけない接客」ではなく、「言葉にしないやさしさ」です。
必要以上に話しかけず、お客様の反応や身体の変化をしっかりと観察しながら、空気を読むようにサポートする。それがnicoの接客スタイルです。
3. お客様とのちょうどいい距離感
「気を遣わずにいられる」「黙っていても気まずくない」
そんな空間を目指して、nicoでは“話したいときに話せる”距離感を大切にしています。
美容室で緊張してしまう方、人と話すのが少し苦手な方にとっても、安心して過ごせる場所でありたいと考えています。
4. 宮下健太郎の原体験から生まれた空間
代表・宮下健太郎がnicoをつくる上で大切にしたのは、自身の“居心地の悪さ”の記憶でした。
若い頃に訪れた大型美容室。ドアを開けた瞬間、スタッフが一斉に「いらっしゃいませ!」と声をかけてくるあの雰囲気に、どこか落ち着かなさを感じたといいます。
その経験から、「無理に距離を縮めない美容室」をつくろうと決意。
さらに、「かゆいところは~」という質問も、実際に答える人はほとんどいない。それならば、1時間に1度「お手洗いはご利用になりますか?」と声をかける方が親切だと考えています。
5. 美容室選びの新基準「静けさ」
「美容室=会話が必要な場所」というイメージを、少しずつ変えていきたい。
nicoは、静かな時間を大切にする方にとって、“選べるサロン”でありたいと考えています。
- 美容室で話したくない方
- 疲れていて静かに過ごしたい方
- 本を読んだり、考えごとをしたい方
nicoは、そんな方々にとっての“ちょうどいい距離感”の美容室です。
nicoはなぜ静かで落ち着く?男性リピーターが語る魅力
この記事を書いた人

nicoスタッフ
五反田駅から徒歩30秒の美容室nico。
「清潔感」「安心感」「通いやすさ」を大切に、男女問わず多くのお客様にご利用いただいています。
Instagramもぜひチェック!