美容室は空間で選ぶ時代へ。nicoが届けたい「整う居場所」
美容室に求められるのは、技術だけではありません。
「ただ髪を切る場所」ではなく、「気持ちが整う場所」として、空間そのものに価値を感じる人が増えています。
五反田の美容室nicoでは、家具・照明・雑貨の一つひとつにまで“美意識”が宿る空間で、訪れる人の感覚を心地よく整えています。
この記事では、nicoの空間づくりに込められた考え方や選び抜かれたインテリアについて、その魅力をご紹介します。
1. 鏡や雑貨がつくる“静けさのデザイン”
nicoの空間づくりでまず目を引くのが、存在感のある鏡や雑貨たち。
各セット面に配されたミラーは、海外アンティークの額縁をリメイクした一点物。どれも“作品”としての佇まいがあり、空間に静かな重厚感をもたらします。
照明は目に優しいウォームトーンで、リラックスできる陰影を演出。美容室であることを一瞬忘れるような非日常の中で、髪と気持ちが整っていくのを実感できます。
また、受付や棚には、パリやロンドンで買い付けた古書やオブジェが並びます。飾られているのではなく、そこに“在る”ことが自然な雰囲気。空間に余白があるからこそ、心も整っていくのです。
《nicoはなぜ静かで落ち着く?男性リピーターが語る魅力》
2. 心と体をあずけられるチェアの存在
nicoの空間で、多くのお客様が印象的だと語るのが「椅子の心地よさ」です。
長時間座っても疲れない設計、静かに身体を支えるフォルム、革の質感。
どれを取っても“使い心地の美学”を感じる仕様になっています。
特にカットチェアは、10周年を機に導入された特注品。深く沈みすぎず、でも包まれるような安心感があることで、施術中も自然と呼吸が深くなるのが特徴です。
シャンプー台は、フルフラットになるYUMEシリーズを採用。首・背中・腰への負担が少なく、施術中に眠ってしまう方も少なくありません。
美容室での時間が“体も心も休まるひととき”であるために。そんな哲学が、家具選びからも伝わってきます。
3. 旅の記憶が息づく、美容室という舞台
nicoの空間には、オーナーが海外で出会った「物語を持つモノたち」が随所に散りばめられています。
アンティークの真鍮トレイ、額装された一枚のポストカード、パリの蚤の市で見つけた古時計──どれも旅の記憶とともにnicoにやってきました。
空間全体が、まるで美術館の一角のように静かで整っているのに、どこかあたたかい。
“知らない誰かの記憶”と“自分の今”が重なり合うような居心地があります。
ただ施術を受けるだけではない。「また来たくなる」「理由もなく落ち着く」──そんな空間体験が、nicoのリピーターを増やしている理由かもしれません。
なぜnicoでは「かゆいところはございませんか?」
4. まとめ:空間が整えば、気持ちも整う
五反田駅からすぐの場所にあるnicoは、髪を切るだけの場所ではありません。
丁寧に選ばれた家具、心を落ち着かせる照明、旅の記憶が宿る雑貨たち──
空間そのものが“整える施術”の一部として機能している美容室です。
nicoでは、施術に入る前の時間も、終わった後の余韻も、大切にしています。
それは、髪だけでなく「自分自身を大切にする時間」だから。
「美容室って、こんなに静かで、あたたかい場所だったんだ」
そんな体験を、あなたにも。
この記事を書いた人

nicoスタッフ
美容室nicoスタッフ。
空間やインテリアを通して、髪だけでなく「心のメンテナンス」もできる美容室づくりに取り組んでいます。
初めてのお客様もリラックスして過ごせるように、照明や家具の角度一つにも想いを込めています。